第9回PEAX活動報告(肘関節・投球障害)

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第9回PEAX活動報告(肘関節・投球障害)

【活動報告】第9回PEAXにて講師を務めました(令和7年9月24日)

公益社団法人 岡山県柔道整復師会 主催

PEAXとは

PEAX(ピークス)は、
「Palpation(触診技術)」「Echography(エコー技術)」「Anatomy(解剖学)」を磨き、
臨床の「eXpert(専門家)」になることを目指す勉強会です。

参加者は初学者から熟練のセラピストまで幅広く、互いに学び合う環境を大切にしています。
グループワーク形式での実践を重視し、学びを仲間にシェアしながら成長していくのがPEAXの大きな特徴です。

第9回テーマ:肘関節の投球障害(野球肘)

今回のPEAXでは「肘関節の投球障害(野球肘)」をテーマに、
解剖学・触診・エコーを通じて徹底的に学習しました。

  • 肘関節の基本解剖とランドマークの確認
  • 内側上顆周囲の触診(内側側副靭帯・屈筋群)
  • 投球障害で多い部位のエコー評価
  • 野球肘における臨床的なアプローチの考え方

実際に触診・描出を繰り返し行い、解剖と画像のリンクを強化しながら学びを深めました。

学びの雰囲気と参加者の様子

当日は学生から臨床経験豊富な先生方まで参加され、活発な意見交換と実技練習が行われました。
グループごとに描出方法や触診の工夫をシェアし合い、終始前向きな学びの雰囲気に包まれていました。

「できない」ことを否定せず、「できるようになる」ために協力し合う姿勢こそが、PEAXの価値だと改めて実感しました。

院長からのコメント

今回講師を務めさせていただき、私自身も多くの学びを得る時間となりました。
投球障害はスポーツ選手にとって大きな課題であり、エコーを活用した正確な評価と触診技術の向上は臨床現場で非常に重要です。

PEAXは「互いに学び合う」ことを大切にしており、参加者の皆さんの真剣な取り組みが強く印象に残りました。
今後もこうした学びの場を通じて、地域の医療水準向上に貢献できるよう努めてまいります。

ご参加いただいた皆様、遅くまで本当にお疲れ様でした!
次回のPEAXもどうぞご期待ください。