「野球肘」「オスグッド」などのスポーツ障害に、エコー観察が効果的な理由

こんにちは。
倉敷ひろた整骨院・はりきゅう院 院長の廣田です。
部活動やクラブチームに励むお子さんが「肘が痛い」「膝が腫れている」と訴えてきた時、
保護者の方としてはとても心配になりますよね。
当院では、成長期のスポーツ障害を早期に評価・対処するために、超音波観察装置(エコー)を導入しています。
今回は、野球肘やオスグッド病などのスポーツ障害におけるエコーの有効性について詳しくご紹介します。
■ スポーツ障害とは?
成長期の子どもたちは骨や筋肉が未発達なため、繰り返しの動作によって身体に負担が蓄積しやすいのが特徴です。
特に多い症例として、
- 野球肘(上腕骨内側上顆炎・離断性骨軟骨炎)
- オスグッド病(脛骨粗面の成長痛)
- シンスプリント(脛骨過労性骨膜炎)
- アキレス腱炎・ジャンパー膝
などがあります。
■ エコー(超音波観察)の3つのメリット
① 骨の成長ラインや靭帯・腱の状態をリアルタイムで観察
成長期特有の「骨端線(成長線)」や、炎症・剥離の有無をその場で可視化できます。
特に野球肘は、初期段階での評価とケアが将来の競技継続に直結します。
② 安全で痛みのない検査だから、子どもにも安心
放射線を使わないため、何度でも安心して確認でき、施術の経過観察にも活用できます。
③ 早期発見 → 早期施術 → 早期復帰が目指せる
痛みを我慢してプレーを続けると、将来的なパフォーマンスに悪影響が出ることもあります。
エコーで早い段階で異常を発見し、的確な施術とトレーニング指導で、早期の競技復帰を目指します。
■ 当院での対応例
例えば「野球肘」のケースでは、肘の内側にストレスが集中しているか、骨に変化が出ていないかをエコーで評価し、
- アイシング・炎症の抑制
- 前腕の筋緊張の調整
- フォームの見直しアドバイス
- 鍼灸による血流改善・炎症緩和
などを組み合わせて施術を行います。
「オスグッド病」では、膝の脛骨部分の炎症や突出の程度を確認し、太もも前側の柔軟性回復や運動制限の調整を行います。
■ 保護者の皆さまへ
成長期のお子さまにとって、「今の正しいケア」が将来の可能性を広げる大切な一歩になります。
倉敷市周辺でスポーツ障害にお悩みの方は、ぜひ一度、エコーによる適切な評価と施術を体験してみてください。
■ ご予約・お問い合わせ
スポーツでの痛みや違和感を感じたら、まずはご相談ください。
施術だけでなく、セルフケアやトレーニング指導も丁寧に対応いたします。
📞 電話番号:086-454-5584
📍 住所:倉敷市老松町3丁目13-20
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この記事は、岡山県倉敷市で整骨院を運営する「倉敷ひろた整骨院・はりきゅう院」院長・廣田が執筆しています。